タイヤ バイク丸わかりガイド

バイクメンテナンスを行ううえで、「ガイドライン」を把握しておくことは非常に大切です。たとえば、「ブレーキパッドの交換時期」を正確に把握していないと、気付いた時にはブレーキが効きづらい状態になってしまっていて危険な状況に陥ることもあり得ます。バイクを構成している機能の中で、「走る」「曲がる」「止まる」というごく基本的な部分を司るメイン機構については、必要以上にメンテナンスを行って損はありません。

タイヤはバイクと路面を設置させている唯一無二の部分です。自動車の場合は4本ありますが、バイクの場合は2本しかないので「いずれか1本でも異常を来たせば生命にかかわる問題に発展」してしまいます。そのため、必要以上に先々のことを考えながらメンテナンスを行う必要が求められます。

基本的な交換時期としては「三角マーク」の先にある確認点を見れば分かります。ここが周囲と同じ高さまで摩耗してしまっている場合は交換時期ですが、その段階になるとタイヤの性能が著しく低下しているため、常日頃から時期を予測できるようにしておいた方が賢明です。